「ふ~ど」と「倉持由香」の行為は社会的に非難されるべき

プロ格ゲーマーの夫「ふ~ど」と、グラドルなどをしていた妻「倉持由香」が、実の息子に対して行っていることが酷すぎるので批判したい。
 
現時点で息子は2歳らしいのだが、
以前からその子の苗字と名前と顔を公開している。
この時点で本人の同意というか、赤ちゃんで意思もクソもない時点から勝手に本名と顔を世間に晒すのはどうかと思うのだが、
昨日、決定的に悪いことをした。
 
4/4、NHKの番組に倉持由香が出演し、同意無しで本名と顔を晒し済みの息子をASDであるというカミングアウトをしたということで、
いくつものニュースに取り上げられ、本人もツイッターで追い打ち。
 
息子に対するこの仕打ちを非難せず、のんきに共感だの応援だのしているヤツら、正気か?
 
その子が将来自我を持って病歴を隠したいときに隠せないというデメリットを理解していないのか?
 
確かに、イマドキの世の中は強者側か弱者側に大きく振れると有利になる。
だが、弱者としての立ち回りを強要される事なんてあっていいのか? 
その子はまだ2歳だ。
成長した時にASDが軽度だったら?
ASDが寛解したら?
その子が将来、強者側としての、あるいは普通(どちらかに大きく振れていない事を指す)の生き方をする自分になりたいとき、この晒し行為が枷になることが想像できなかったのだろうか。

想像だが、ふ~どと倉持由香にとっては、息子をこうして感動ポルノのダシにすることで注目されるから、結果的に金を稼ぐチャンスが出来て息子に還元できるとも見えているかもしれない。

しかし、リスクを取って感動ポルノ営業をするかどうかは親ではなく本人が決めることで、ましてや自我すら定まらない幼少からそれをされるというのは、あまりに酷な話だと思わないだろうか。
 

差別は、無知から生まれる。
差別をなくすためには差別対象についての知識が必要になるわけだが、
全員にいちいち差別対象となりうるもの全ての正しい知識を植え付けるのは不可能である。
だから、どんなに小さいことでも、差別感情を誘発するような自分の特性や経歴は隠しておくのが得策で、必要に応じて本人の意志によって行われるべきである。

ASDがその子の未来にある可能性を摘むかどうかは、まだわからないと思う。
しかし、ふ~どと倉持由香の晒し行為は、確実にその子の可能性を1つ摘んだだろう。


そして俺は、夫妻に対してだけでなく社会にも憤っている。
ざっと見た限り、ニュースのコメント欄でも、倉持由香へのリプライでも、誰一人としてこの観点から夫妻を批判しているものが見当たらない。

多様性の尊重が声高に叫ばれる時代だが、
実態はこんなものなのか?
 
 
 新PCを買ったという記事を書こうと思っていたのだが、あまりにこれが衝撃的だったので、緊急で記事にした。
 

ツイッターをやめた話

先日、俺はツイッターを辞めた。
以降はこのブログを発信拠点にしていこうと思う
 
今どき、何かに付けてアカウントの登録やコミュニティの参加にツイッターアカウントが必要だから
アカウントはとってあるが、
 
・クソツイ用の昔からあるアカウント
・アバタラDMのアカウント
・DMDAEMONのアカウント
 
全てでツイートをもう行わないことを宣言し、
 
・大喜利、ギャグのディスコードサーバー笑いの堂(https://disboard.org/ja/server/1085292069830017106)の宣伝兼ネタツイアカウント
 
は消した。
 
 
直接的な理由としては
「ツイッター運営による言論統制やポリコレ圧力のあるなか、虫動画の貼られたツイートを報告したらツイッター運営にメールでわざわざ煽られたから」
なのだが、
 
・インプレゾンビによる機能不全
・表示トレンドの細分化によってトレンドがわからなくなる現状
・多くのユーザーが「フォロー」ではなく「おすすめ」 という糞タイムラインを使っていること
・検索性の劣化、最新でも全てのツイートが表示されなくなった

というアフターイーロンの問題のほか、元からあった

・フォロワーを得ることの難しさや煩わしさに対して、インプレッションやリアクションの伸びなさ
・そもそも人によって見ているTLが違うし、いちいち個人のプロフページに飛ばないので、アクティブユーザーにすら順序通りに全てのツイートを読んでもらえない
・ツイッターに直に表示されるコンテンツのインプレ力を持ったユーザーや企業アカウント以外の零細ツイッタラーにとっての壁打ちしてるだけ感、交流ならディスコードでいい感
 
という問題と合わさり、
いい機会だから辞めてROM専になったし、そのROMとしてもあんまり見なくなると思う。
 
ゲームのニュースに関してはだいぶアンテナが低い状態になっていたのでなんとかしたいのだが、
そもそも今ネット上では発信者と閲覧者に分断が起きており、「みんなの声がたくさん集まる場所」というのがなくなっているように思う。
5chなどの掲示板はすっかり過疎ってしまったし‥‥
代替物がディスコードの閉じられたコミュニティである。
 
長年ダラダラとツイッターに頼っていたのを卒業し、なんとか新しい情報収集のやり方、アンテナの立て方を模索していきたいところである

令和のゲーム音楽(2024年3月まで)俺のベスト10 ~ゲーム音楽は本当に衰退したのか~ 

昔と比べて近年のゲーム音楽は本当につまらなくなったのか? 
 
令和に入ってから2020年代上四半期である今までのゲーム音楽のうち、俺に刺さった曲を10個挙げつつ考えてみようと思う

1位:天命反転ローリンストン / スプラトゥーン3 / 2022
2位:Rebirth, Immortal Advent / アンダーナイトインヴァース2シスタセレス / 2024
3位:Dance of Evermore / ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団 / 2020
4位:戦闘!ジムリーダー / ポケットモンスター剣・盾 / 2019
5位:星遺物が眠る廃墟BGM(仮)/ 遊戯王マスターデュエル / 2022
6位:Crawl / ギルティギアストライヴ / 2021
7位:NOT ON THE SIDELINES / ストリートファイター6 / 2023
8位:疾風怒涛カチコンドル / スプラトゥーン3 / 2022
9位:The Kiss of Death / ギルティギアストライヴ / 2021
10位:戦闘!ブルベリーグ四天王 / ポケットモンスタースカーレット・バイオレット ゼロの秘宝 藍の円盤/ 2023
 
天命反転ローリンストン:
俺の今までプレイしたゲーム、1260本以上の中でも歴代2番目に好きな曲
一人用ストーリーであるヒーローモードの最終盤で流れるボーカル曲
ゲーム進行と世界観ともにマッチしており完成度が高い
そのマッチ具合はゲーム中のリアルタイムの情景だけでなく、過去いたオルタナの人間たちの思念まで入っているようだ
いくら聴いても飽きず、普段流している時間はかなり長い
しかしこの曲はゲーム内、サントラ、ライブで全て違うアレンジになっており
10年代以降ではかなり珍しくゲーム内で流れる曲そのままは録音するかぶっこ抜かなければ手に入らない

Rebirth, Immortal Advent:
UNIシリーズのラスボス(?)である新キャラ、クオンのテーマ
おそらく何も知らない人が聴いても悲願の達成とボスっぽさを強くイメージさせる曲で、
曲からどんなキャラであるか想像がつくようになっている
主旋律が強く目立つ構成からもキャラの思いの力強さが伝わってくる
あまりに良い曲だったので即日でチップチューンアレンジをしてyoutubeに投稿してしまった
 
 
 
Dance of Evermore:
シナリオのキーとなる大ボス戦で流れる
世界観、このゲームまるごとのテーマ、そしてナチルの人生を表しているような曲
魔女シリーズどころか佐藤天平の曲の中でも俺の中で最上位クラスで、
ゲーム歴でいうと9番目に好きな曲
感情を揺さぶってくるエレキギターはこの曲でも健在

戦闘!ジムリーダー(ガラル):
双方向性のあるゲーム音楽の手本みたいな曲
バトルが始まるまでイントロがループするところから始まり、
敵の残りの手持ちでパートが変わるばかりか、
メニューを開いているときも変わる
盛り上がりが歴代のポケモンのジムリーダー戦の中でも最高峰

星遺物が眠る廃墟BGM(仮名):
遊戯王のゲームはGBの頃から多く出ているが、
このゲームは漫画やアニメの再現ではなく、その中のカードゲームに焦点を絞ったものであり
この曲はそれに沿うように、原作ではなく遊戯王OCGの世界観を最も表現した試合曲になっている
まるで神話と神話のぶつかり合いを想起させる
また、このゲームの試合の曲はどれも3パートに分かれており、試合の進行で切り替わる

Crawl:
アーケードモードのボス戦の曲で、
DLCではない多くのキャラは名残雪がボスになっている
ハチャメチャにバカだけどカッコイイという、名残雪のキャラ設定の盛り方、ひいてはこのゲームのゲーム性そのものを体現した曲
 
NOT ON THE SIDELINES:
発売前にいきなりゲームの中身とは関係なさそうな内容の、この曲が流れる実写のMVが出てきた時は驚いたが、
曲のタイトルとともに一人用ストーリーであるワールドツアーモードでエンディングを迎えた時の主人公(プレイヤー)と、テーマともいえる問いかけを表している
ゲーム内で流れるタイミングはまさにワールドツアーのスタッフロールの最後である

疾風怒涛カチコンドル:
これもヒーローモードの終盤で流れる曲でかなり気持ちが奮起させられる
曲調のみならず、ラップパートがあったりしてテンタクルズの曲に寄せられているようであることからも
前作のDLCと似た流れを思い起こさせる

The Kiss of Death:
前作冗談混じりで参戦候補と言われていたハンバーガー親父であるディキンソン兄がいたわけだが、
まさかのその弟ゴールドルイスがストーリーでたくさん出てきたうえでプレイアブル参戦
というキャラのテーマである
アメリカンな重量級のキャラで、それをよく表現しているほか、ゲーム音楽ばかり聴いてきた俺にはあまり馴染みのないタイプの曲だがそれが逆にハマった

戦闘!ブルベリーグ四天王:
ブルーベリー学園内の四天王戦の曲
ブルーベリー学園の戦闘BGMは過去作であるポケモン黒白の曲のアレンジなのだが
この曲は一見無関係の新規の曲に聴こえる
だがベース音のリズムが一部黒白の四天王のベースに似てなくもないという程度に
黒白のエッセンスが香ってくる要素はある
この学園四天王はシリーズ通してかなりの難度、強敵であり
曲も強敵感あふれるものとなっている
不思議と中毒性があり朱紫の曲の中では最も普段の再生時間が長い

総評
自分の中では「令和になってからもいいゲームいっぱいあるし、いい曲もあるじゃん!」 と思っていたのだが‥‥
8位からタイトルかぶりがあるところからも正直、10個上げるのもギリ絞り出しという感じで
挙がっているもの以外のゲームの曲だと
推せる曲どころか覚えている曲すら少なかった
20年代に入ってからのゲームのように、良いものは昔を超えてトコトン良いが劣るものは大きく劣るという2極化の時代になり、
10段階評価で5~8くらいの普通の良曲が大きく減ってしまったように見える
 
思うに、令和のゲームは全体的に昔と比べてゲームのメカニクスやバランスはよくなったと思う反面、
操作やシステムの複雑化とグラフィックやBGMでのアート性の減衰を感じている
 
サウンド全体で言えば、ボイス等の録音系の音質が向上したし、SEも一時期の斬撃音が「シャキシャキ」と揶揄される地味だった時期を乗り越えて派手で気持ち良いものに戻ってきた傾向があるが‥‥
 
BGMに関しては、背景に徹していない曲もまた増えてきてはいるのだが、 曲が表現しようとしているものがこの私的ランキングに挙げたようなゲームや世界観やキャラではなく、例えばただボス戦の表現、その場の雰囲気の表現、等、インスタントに留まっているものが多い気がしてならない。
 
そういった曲は主観的な言い方をすれば「耳に残らない」曲であり、ゲーム体験からシーンを思い出しても曲は思い出せなかったり、曲を聞いてもシーンが浮かんでこなかったりする。

リッチな3D画面においても、BGMの主張は強くて良いという認識がいい加減共有されてほしいものであるし、
この傾向はドット絵等の画面である2Dゲームにも見られているので、
少しでも早く改善の方向へ風潮が向かなければ、ゲーム音楽というジャンルは衰退の道へ片足を踏み入れていると思う。